Ｘ線撮影 - 市立湖西病院

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X線撮影

【単純Ｘ線撮影とは】
　胸部・腹部・骨部・軟部組織などの撮影で、人体にＸ線を照射し透過してきたＸ線を画像化する最も基本的な検査です。
　この単純Ｘ線撮影には一般撮影と乳房撮影があります。

【一般撮影】
富士フィルムメディカル　FCR 5000/5501
日立メディコ　シリウス130H

　一般撮影には胸部単純撮影、腹部単純撮影、骨の撮影などがあります。当院では富士コンピューテッドラジオグラフィ（FCR）を導入しています。
　この装置の特長は、従来のX線撮影より少ないX線量で撮影できますので、撮影部位によりX線による被曝が少なくなります。また、コンピュータによる画像処理で軟部組織から骨部まで豊富な診断情報と鮮明な画像が得ることができます。
　病棟などで安静の必要な患者様の撮影には移動型撮影装置（ポータブル）でベットサイドでの撮影も行っています。

【乳房撮影（マンモグラフィー)】
島津製作所　Sepio

　乳房は立体的で厚みもあり、柔らかい組織でできているため、専用のレントゲン装置を使って撮影します。乳房撮影では、乳房を圧迫板ではさんで撮影を行いますが、これは、均等に圧迫することにより、診断に必要な良い写真が撮影でき、また、放射線の被曝量を少なくする効果もあります。
　乳腺の微細石灰化や腫瘍の形状などを鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。