文字の大きさ

小児科

【小児科診療内容の概要】
 小児一般外来を受診される理由として多いのはやはり「熱と咳」です。しかし、これらの症状が見られたからと言って必ず「風邪」というわけではありません。咳のかげにはアレルギーや副鼻腔炎が隠れていたり、発熱が続く場合は川崎病などといった病気だったりすることがあります。一見同じように見える症状の特徴をつぶさに観察して診断を導きだし、適切な治療につなげてゆくところに小児科医のジェネラリストとしての役割があります。また小児科医の診る疾病は感染症だけでなく非常に幅広い領域に渡ります。専門性が求められる時代に対応できるよう、当科では免疫・アレルギー、神経・心理、循環器、内分泌領域における学会専門医が診療に当たっています。これ以外の領域に関しても高い専門性を確保できるよう浜松医科大学小児科学教室と連携をはかっています。