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X線TV

【使用装置】
東芝社製  Ultimax
島津社製  2UD-L41DS
 Ultimax UDT-500A

【X線TV検査とは】
 X線テレビ装置とは、X線を利用して、体内を透視しながらリアルタイムに写し出す装置です。
 胃のバリウム検査が一般的ですが、肛門から造影剤を注入し大腸の検査を行う注腸や、十二指腸ファイバーというカメラを用い胆管・膵管に造影剤を注入して検査を行うERCP検査(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)や、肋骨の間から肝内胆管・胆のうなどに針を刺して造影剤を注入する経皮経肝的胆道造影法など、幅広い使い方が出来ます。
 また当院の装置はCアームという機構で、患者様が動かなくても全身の幅広い範囲を様々な方向から観察する事が出来ます。

 胃部透視 注腸 ERCP
 胃部透視 注腸 ERCP
 DIP RUG イレウス管造影
 DIP RUG イレウス管造影

 当院ではもう一台X線テレビ装置も使用しており、こちらは主に造影剤を点滴し腎・尿管・膀胱を造影するDIP検査(点滴静注腎盂造影)や尿道に造影剤を逆行的に注入して尿道の狭窄を観るRUG検査(逆行性尿道造影)を行う時に使用します。